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エジプトツアーでのビジネスクラス利用
カタール航空に続いて、2度目のビジネスクラスも、イスラム圏のトルコの航空会社ターキッシュエアラインズでした。
今回はツアー参加なので、早めに空港へ行って、ラウンジを十分に堪能することが出来ません。
もちろんラウンジでの朝食を狙って、集合時間より早く到着しました。
でも、個々人への添乗員さんからの有難い注意事項説明に時間がかかってしまった。
おまけに3年半ぶりだったので、保安検査に上位クラス専用がある、ということも忘れ、エコノミークラス用の長蛇の列に並んでしまいました。
この分では空腹のままの搭乗かぁ、と天を見上げかけた時、ふと思い出し、優先保安検査へ走った次第です。
ANAビジネスラウンジからスタート
成田空港のビジネスラウンジは初めてです。
ターキッシュエアラインズはスターアライアンスなので、ANAのラウンジを利用します。
朝一番の時間帯ですから、朝食メニューが並んでいます。
こんな時間でもお酒の用意もあります。
朝も早いし、機内でも飲み放題だから、と、ここでは我慢して、ジュースにします。
一口サイズのサンドイッチやおにぎりは、コンビニよりもずっとずっと美味でした。
もうそれだけで、幸福感に満たされます。
成田からイスタンブールへ
機内に乗り込むと、ウェルカムドリンクが配られます。
フルートグラスに入ったシャンパンを期待していたのですが、レモネードやサワーチェリーなどお好みのジュースをお取りください、でした。
朝だから、でしょうか? ちょっとガッカリ。
こんなことならラウンジで飲んでくれば良かった!
でも、このジュースがどの種類もとても美味しかった。
しばらくすると、お食事の時間。
和食の朝食にしたので、お酒は合わない。
またもやお酒を飲むタイミングを逸してしまいました。
どんだけ飲みたいんだ、私。
当然、食事が落ち着いたころ、シャンペン頼みました。
残念ながらフルートグラスではなく、コロンとした手になじみやすいコップでした。
冷えていなかったのは、朝だから?
フライング・シェフ!
ターキッシュエアラインズのビジネスクラスで一番の売りは、フライング・シェフです。
シェフ帽と白衣をまとった人が、通路をワゴンを押して現れます。
前菜や、デザートは実際に見てから選べます。贅沢な演出です。
通路は2本ですから、シェフに当たらないこともありますが、お料理は当然、一緒。
本当のシェフかどうか。多分CAさんのコスプレでしょうけど。
サイトで見ていましたが、実際に目にすると嬉しいものです。
受賞歴もある機内食に舌鼓
テーブルクロスを敷いて、夕食時はキャンドル風のライトが置かれ、プラスチックではないカトラリーに食器。
ビジネスクラスならでは。
お食事はもちろん美味しくいただきました。
空飛ぶリビングルーム
食後は、映画三昧です。新作は少ないですが、日本語の吹き替え映画も選ぶのが大変なほど、沢山あります。
リクライニングして、お酒を飲みながら、ケーキを食べながら、映画を見ていると、リビングにいるみたいな気分です。幸せだなぁ。
さあ寝るぞ!
お休みモードになる前に、CAさんがベッドメイキングに来てくれます。
キルティング生地のベッドパッドが敷かれて、大きめの毛布を渡されます。
寝心地はとても良かったです。
イスタンブールで乗り換え
エジプトのカイロへは、イスタンブールで乗り換えです。
イスタンブールはターキッシュエアラインズの本拠地で、グランドピアノまである広大なラウンジを擁しているそうです。
サイトを眺めては、もうすぐ行くぞ!と意気込んでいたのですが、乗り換え時間が短く、空港係員がショートカットを案内するほど。
ラウンジでくつろぐ暇など、与えてはくれませんでした。残念無念。
イスタンブールからカイロへ
そして、カイロ行に乗ったのですが、この便ではイスラムルールで、夜だったのに、アルコールは出してくれません。
白ワインに合いそうな食事だったのに残念です。おまけに、珍しい物好きが災いして、名も知らぬヨーグルトドリンクのようなものを頼んじゃったし。
食事と飲み物の相性は重要だと思い知った次第。
CAさん、大忙し
それにしても、総じて、CAさんたちは忙しそうでした。
ビジネスクラスって落ち着いているイメージだったのに、終始バタバタです。
満席だったこともあるのかも、ですが、航空会社はコロナ禍でいったん従業員を解雇し、また新たに雇ったため、不慣れな新人さんたちだったのか、と根拠のない憶測。
急に忙しくなって、皆さん大変なのでしょう。
それでも終始にこやかに対応してくれましたよ。
たくさん食べたり飲んだり出来ないけれど
還暦過ぎのお年頃ですから、食事もお酒も量は少なくて十分です。
無理して食べても苦しいだけ。
前菜でお腹いっぱいになった時は、メイン料理をお断りしました。元が取れてないのかな。
それでも足を伸ばして寝られるビジネスクラスは、私には十分に価値がありました。
特にハードなツアーだったし、早朝帰国で、そのまま仕事だったので、なおさらです。