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アスワン~ルクソールの3泊4日
エジプト8日間ツアーの目玉が、ナイル川クルーズです。
アスワンで乗船し、コムオンボに寄り、エドフで停泊、そしてルクソールで下船の3泊4日の船旅です。
5つ星クルーズ船、ConcertoⅡ
私たちが乗ったのは、ConcertoⅡ。同様のクルーズ船は30種類以上あるようです。
ConcertoⅡは5つ星クラスで、内外装が豪華です。
客室について
客室63+スイート4、各室にバルコニー、バスタブ、ドライヤー、シャンプーなどのアメニティが揃っています。船内ですから、廊下が狭いし、ドアの開閉音が響きますが、エアコン完備で、快適に過ごせます。
嬉しいのは、ベッドメイキングの際、こんなサプライズが施されること。
ベッドスローで動物を作ってあるのです。今日は何かな?と毎日楽しみです。
船内設備について
船内は3階建て。甲板はサンデッキで、プールやデッキチェアがあります。
2月ですから水は冷たく、泳ぐことは出来ません。でも水着を着て、デッキチェアに寝転んでた欧州系のご夫婦がいました。見ているだけで寒くなります。
サンデッキには他にバーエリア、ちょっとしたジムの器具があります。
初日の夕方にケーキと飲み物サービスがありました。夕日に染まるナイル川を眺めながらのティータイムはオツなものです。
3日目、エドフからルクソールへ向かう途中、エスナ閘門を通るときは、サンデッキに乗客がみんな出てきて大騒ぎです。
ガラベーヤパーティー
3階には、ラウンジがあり、夜はイベントが催されます。
初日は音楽、2日目はガラベーヤパーティー、3日目はベリーダンスとタンヌーラという伝統舞踊の夕べ。
ガラベーヤは、エジプトの民族衣装。
レンタルも出来ると聞きましたが、土産屋で5ドルで購入して、パーティーに参加しました。
この頃にはツアーメンバーとも打ち解けています。連日のハードスケジュールで、戦友意識が芽生えたのです。
踊りは苦手ですが、旅の恥は搔き捨て。何十年かぶりに踊って、楽しみました。後で写真を見たら、私だけ盆踊りみたい。
翌朝にレストランの入口にある土産店で、昨晩のパーティの模様が映し出されていました。恥ずかしいので(誰も見ちゃいませんが)足早に通り過ぎます。
船には専属のカメラマンがいて、写真や動画を撮って売っています。買いませんでしたけど、旅の思い出になりますね。
最終日のタンヌーラは興味があったのですが、体力が限界に達していたので、早寝を選びました。帰国してからYouTubeで見ればよし。
タンヌーラはトルコの旋回舞踊を元にしたダンスで、カラフルなスカートを身に着けた男性が、コマのようにクルクル回ります。スカートに電飾が付いてたりして、すごいエンターテインメントのようです。見たかったな。
オーシャンクルーズとは規模が違う(当たり前)
クルーズ船と言えば、2019年にバルト海クルーズを経験していたので、今回も同じような船を期待していましたが、規模が違いましたね。よく考えれば(普通は考えなくても、分かりそうなものですが)川と海では、スケールが違い過ぎます。
今回の船にスパがある、と書いてあったので、いそいそと水着を持って行った私、愚かです。オーシャンクルーズの船のスパには、ジャグジーやサウナがあったのです。一方、ナイル川クルーズのスパは、マッサージ室みたいな小部屋でした。浴槽もあったかな。スパもいろいろですね。
充実したお食事
お食事は大満足。朝昼晩いただきましたが、飽きることなく楽しめました。
街中では飲めないアルコールも、船内ではOKなので、別料金ですが毎晩ステラビールを注文しました。おいしいエジプトビールです。
席はツアーごとに決まっています。
陽気なスタッフが担当だったので、さらに食事は楽しかった。最終日にアンケート記入を求められますが、「良く書いてね」と言われたので、「とっても親切で良かった」と書いておきました。昇給されることを祈ります。
観光地は人がごった返していて、気の抜けないエジプトですが、クルーズ船内はリラックスでき、快適。
かのクレオパトラも、カエサルとナイル川クルーズをしたそうです。
一度体験する価値はありますよ。