2024年新NISAが始まり、投資を始める人が増えそうです。

しかし周囲を見ると、あまりピンと来ていない人が多い。

銀行の利子はスズメの涙の昨今でも「株や投資信託は怖い」と思い込んでいる人のなんと多いことか。中には、「株に手を出すな」が遺言だったという人も。

昔は利子が高かったけれど、時代は変わりました。ちょっと本でも読んで考えを変えましょう。

全面改訂 第3版 ほったらかし投資術 (朝日新書857) [ 山崎元 ]

価格:869円
(2024/1/3 10:50時点)
感想(41件)

山崎元さんは、私が最も信頼している経済評論家です。

東大卒エリートですが、小難しい話はせず、とても分かりやすくストレートな物言いで、この人に嘘偽りはない、と勝手に思っています。

現在は闘病中にもかかわらず、Youtubeの番組で歯に衣着せぬご意見を発信して下さっています。本も執筆中とのこと。

ご快復を切に祈っています。

私が初めて株を買ったのは35年以上前。フリーランスの知人から勧められて、軽い気持ちで始めました。投資額は10万ちょっと。すぐに数万円の利益を得て、味を占めました。

が、一介のOLですし、時間も資金も少ない。興味ある会社で、株価が安いところを1つ買って、値上がりを待つという程度でした。

その後は公社債投信や社債を、証券会社の勧められるまま少額買っていましたが、やってきましたバブル崩壊。

もともと多額ではなかったけれど、少しでも損をするのは嫌なもの。文句を言いたくてもY証券の担当者は実家に帰ってしまうし、人の言うなりはダメだと教訓にすることにしました。

同じ轍は踏むまい、と少し勉強することにしました。と言っても、図書館で投資関連の本を数冊借りて読んだだけです。

経済は全くの専門外だったので、難しい本はチンプンカンプン。投資雑誌は分かりやすいけど、鵜呑みにして痛い目に合ったことも。

そんな中で出会ったのが、先に紹介した山崎元さんでした。

投資ですることは単純で、優良なインデックス投資信託をずっと持ち続けること。

それまでは、国内株、外国株、国内債券、外国債券、不動産などの割合、リバランスの頻度など本でおススメされるまま実行していましたが(結局、人の言うなり…)そんな面倒なことはしなくても、複利で持ち続けることで資産は増えていきます。

リーマンショックやコロナショックも経験しましたが、株価は下がってもいずれ持ち直します。

定期預金に預けるお金があるなら、優良な投資信託を買っておいた方が断然お得だと思います。

35年前は手が届かなかった会社の株も買えるようになり、株主優待も少しずつ楽しんでいます。年に1,2度ちょっと高価な品物が届くと嬉しい。

あちこちで株のおススメ情報が溢れていますが、自分が好きな会社を選ぶようにしています。先行きを読める知識も自信もないので株価の値上がりは狙えません。

優待や配当目当てで買っていた時期もありますが、今はなるべく愛着のある会社にしています。損しても許せる会社なら、後々平穏に暮らせそうです。

投資は自己判断で行うもの。

リスクは避けて通れません。

山崎元さんもおっしゃってるように、金融機関のおススメには耳を貸さないこと。

カモにされるだけですよ。

増えたお金で、ビジネスクラスで海外へ飛び立ちましょう!