住み続けるか売却して引っ越すか

子供たちの独立、父の老人ホーム入居を経て、4人で暮らしていた実家に、今ひとりで住んでいます。

父の仕事部屋もあったので、普通の家より少し部屋数が多い。

10年前母が亡くなったのを機に、父と同居。その際に大幅リフォームをしました。だから、まだ家屋の状態は悪くない。

周囲の騒音は相変わらずですが、住み慣れてしまったので、新たに引っ越すのは面倒。

引っ越すにしても、先は短いので賃貸にしたい。でも高齢者に賃貸はハードルが高いらしい。とは言え、家の4分の1しか使っていないのは、もったいない。

どうしよう。

決断前の3つの計画

取り合えずは、老人ホームに入った父や、新社会人になった子供が戻ってこられるように、3か月くらいは現状を維持しよう。

その間に、3つのことを計画しました。

1. ダウンサイジングに取り組む

まずは、冷蔵庫。

物を溜め込むのが生きがいだった母が買った、5ドアの冷蔵庫。

省エネを兼ねて一人暮らし用の小さいものに買い替えました。冷蔵庫の上に電子レンジを置いて、少しスッキリ。

お次は、大きな食器棚。

これも母が買ったもの。使わない食器は以前にも大量処分したのですが、まだまだ残っています。

大きすぎる食器棚

食器棚をなくして、前から使っていた小さい棚と引き出しに納まるだけに。

とりあえず4人分の食器は残そうと思いますが、家族そろって自宅で食事をする機会が、今後訪れるのか。疑問です。

このサイズで丁度よい

最後は、大きな書棚。もう読まない本、不要な書類など詰まっています。アルバムの量もかなりあります。データ化するという手もあるのですが、アナログの良さは捨てがたいです。でも、捨てないと。

問題は、処分方法

近所のリサイクルショップに聞いたら、大型家具の処分費は1個9千円、2階から降ろすには2人の人員がいるのでプラス1万円。合計なんと2万8千円!

そんなに払えるわけ、ないです。ちょっと策を練らないと。

2. とにかく断捨離

父が老人ホームに入居した際に思いました。私も近い将来こうなるのだと。

下の写真でお分かりのように、持ち込める物は限られます。

身体が動くうちに極力減らしたい。父も母も私のような孝行娘がいたので、片付けもせずに身一つで退出できましたけど、私の場合、誰もしてくれそうにありません。子供2人もいるんですけどね。ぜんぜん当てに出来ません。

苦労して育てた分、思いっきり迷惑かけてやれ、とチラッと思ったりしますが、私が経験した大変さは押し付けたくないです。根はやさしい母親です。自画自賛。

老人ホームの収納はこれだけ

3. 今後の展望を見据える

健康寿命の平均が、日本女性の場合75.38歳だそうです。あと10年余り、快適に日々過ごすにはどうしたらよいか。

何をしたいのか、どこへ行きたいのか、誰と過ごしたいのか、自分の気持ちを第一に考えたいです。と言いながら、フルタイムのお仕事と前述の1と2と家事に追われて、じっくり考える時間はあまり取れません。一度、温泉にひとりで籠って考えたいものです。