目次
一人暮らしになって変わったこと
新社会人になった子供が独立し、次いで父が老人ホームに入り、残された私の一人暮らしが始まりました。30年ぶりの一人暮らし。若かった頃とは全然違います。
還暦過ぎての一人暮らしで変わったことは、次の通り。
片付けなくなった
同居人がいると、「物を置きっぱなしにすると迷惑かな」と、出したものは片付けるようにしていました。でも、誰もいないと出しっ放しに。キッチンやリビング、洗面台など、物が溢れています。
子供がいた頃は、手本を示さなくては!と意識していたので、食器洗いも溜めずに行っていたし、掃除も定期的にやっていました。その縛りがなくなりました。ラクチンかも。アブナイかも。
目覚ましをかけなくなった
父の朝食時間が決まっていたので、毎朝定時に起きるよう目覚まし時計をセットしていましたが、今は不要です。若い頃と違って早朝に目覚める習慣がついているので、問題ありません。とか言いながら、今朝起きたのは8時5分。ちょっと焦りました。花粉症の薬のせいです、多分。
料理をしなくなった
家族がいた頃は、スーパーのレジで、独り暮らしであろう人がお弁当1個プラス数点だけ買っているのを見て、「料理しなくていいのか、羨ましい、早くああなりたい」と思っていました。
念願かなって今は自分がそうなりました。でも、スーパーやコンビニのお弁当は便利ですが、飽きますね。今後は効率よく自炊することを考えないと、健康を害するかも。
冷蔵庫を小さくした
東京ゼロエミポイントってご存じですか?省エネ家電に買い替えると、商品券をもらえる制度です。
一人暮らしをきっかけに、10年以上使った冷蔵庫を買い替えました。5ドアから2ドアに、上に電子レンジが乗るほど小さいものにしました。キッチンが少し広くなったかな。
野菜室がなくなったので、今まで通り買っていると、冷蔵庫に収まりません。こまめに冷凍したり、週末に作り置きをしたり、工夫が必要です。
独り言が多くなった
常に静かです。「行ってきます」「ただいま」も言わなくなったし、在宅勤務の日は一言も発しません。コロナ禍でそんな状態だった人が多かったですが、今更ながらその状態です。
静寂に耐え切れずに、ついつい独り言を発しています。テレビにも突っ込みを入れています。
ダラダラ時間が増えた。
1人暮らしになったら、全部自分の時間、いろいろなことが出来るぞ、と思っていました。でも、今までよりも出来ない。時間の使い方が下手になった気がします。
決まっていた食事時間やお風呂時間から解き放たれたので、仕事が終わると時間の区切りなく、ネットを見たり、本を読んだり、TVを見たり、と、何かをし続けてしまいます。
引っ越し騒ぎとその後の片づけで疲労困憊の自分を労わって、自堕落な自分を大目に見ていますが、疲れが取れた頃には、もうちょっとちゃんとした生活をしたいものだと思います。