不老ふ死温泉(青森)

コロナ渦で旅に出られなかった時、ひたすら温泉ガイドブックを読んでいました。そして気づいたのは、良い温泉は誰もが推薦しているということ。

その筆頭がこの不老ふ死温泉です。青森のベストシーズンである秋に行ってきました。

不老ふ死温泉は日本海に面しているので、海沿いを走る五能線で、出来ればリゾートしらかみで行くことをお勧めします。このリゾートしらかみは名前から分かるように世界遺産の白神山地の名を冠しており、観光列車なのに乗車券プラス指定席券だけで乗れてリーズナブル。

列車の種類は3つあり、それぞれデザインが違うので、何回も乗りたくなります。

私は秋田から乗車しました。

なまはげがお見送り。

途中駅で時間を取ってくれるので、名産品を買ったり、ちょっとしたイベントを体験できたり、はたまた津軽三味線の車内演奏などがあったり、車窓の景色以外にもお楽しみがたくさん。

能代の大型城郭型灯籠「天空の不夜城」
ホームでバスケ体験

能代駅でホームにあるバスケットボールのシュートを決めて景品(木製コースター)をもらいました。能代はバスケの町なんだとか。強豪校があるそうです。

時間があれば、是非ひとつ前の十二湖駅で降りてみてください。そこからバスで約15分で神秘的なコバルトブルーの青池に行けます。「奥十二湖駐車場」停留所が終点です。

ここから不老ふ死温泉へ行くバスもあるので、それに乗りました。

こちらのHPでは駅から徒歩20分の白神十二湖エコ・ミュージアムから始める森林散策を推奨しています。気持ち良さそう。いつか行ってみたい。

鶴の舞橋を知ったのは、2016年のJR東日本のCMです。いつか行きたいとずっと思っていた夢が叶いました。

陸奥鶴田駅。鶴づくし

リゾートしらかみでは通りませんが、五能線各駅の陸奥鶴田駅が最寄りです。残念ながらタクシーでしか行けません。好みに寄りますが、私は行って良かったと思います。

何と言っても、目玉は海沿いの温泉です。

宿泊棟から少し歩きます。寒い季節はちょっとツライかも、ですが絶景が待っていますから辛抱、辛抱。

湯舟は2つあり、眺めのよい大きめの方は混浴。隣に壁を隔てて、女性用があります。

女性は湯あみ着があるので、混んでいなかったら混浴へ行くと良いです。温泉に浸かりながら、日本海に沈みゆく太陽を眺めるのが醍醐味なのですが、あいにくの曇り空。それでも雄大な海を目と耳で感じながらの入浴は乙なものでした。

五能線では十二湖駅の隣のヴェスパ椿山駅からバスです。宿からの送迎バスもあります。