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仕事を辞めて、2週間行ってみた
スリランカ旅行の第1の目的は、アーユルヴェーダ体験です。
日本では日帰り体験済みですが、その場限りの癒し効果。本場では2週間以上かけて施術を受けると聞き、是非いつか体験したい!と夢見ていました。
この度、60代半ばにして仕事を辞めることにしたので、時間はたくさんあります。思い切って2週間アーユルヴェーダ三昧に挑戦です。
ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハゲダラに決める
スリランカにアーユルヴェーダ施設は、たくさんあります。
片っ端からガイドブックやサイトを見て、比較し、ヘリタンス・アーユルヴェーダ・マハゲダラに決めました。
理由は、①大好きなジェフェリー・バワの建築ホテルだから、②海辺にあるから、③本格的な施術が受けられそうだから。
健康オタクの高城剛さんの本でも推薦していたので、間違いないだろうと決めました。
高城式健康術55 医師が教えてくれない家庭の医学 (光文社新書) [ 高城剛 ] 価格:902円 |
この螺旋階段も素敵。
チェックインの儀式
チェックイン時に、このロウソクに火を灯します。長寿を願う意味があるそうです。
チェックインの手続きは、こちらのサロンで。バワ全開の素敵な空間です。
ショウガとタマリンドのカクテルが、ウェルカム・ドリンク。
いきなり体に良さそうじゃないですか。
客室
4月上旬は繁忙期ではなかった為か、1番安いClassicをDeluxeにアップグレードしてくれました。公式サイトで予約したからかな~と思っていたら、同じくアップグレードの恩恵を受けたお隣さんは旅行会社経由の予約でしたので、根拠は不明です。
Classicよりも、椅子が3つも置けるほど、バルコニーが広いです。洗濯物、干し放題。
その他の施設
レストランはプールの目の前です。朝昼晩3食、同じ所です。
食事に関しては、下記をご覧ください。
ホテルの入口を出て、左へ行くとアーユルヴェーダ・センター、右へ行くとショッピングアーケードがあります。
アーケードと聞くと、お店がたくさんあるイメージですが、宝石類と置物などがあるだけの店です。受付スタッフの人ですら「買うものは、あまりないです」と言ってたくらい、日本人旅行者が喜びそうな物は置いてありませんでした。残念。
フィットネスジムは、ショッピングアーケードの上にあります。誰も使っていない感じ。
こんな蒸し暑い中、運動する気にもなれません。クーラーはありましたけど。
レストランの奥に、図書室があります。
夕食時は、ドクターとの相談室になります。
日本語の本もたくさんありました。
私も読み終わった本を置いて帰りました。
いろいろな動物がいる
レストラン付近には、リスや鳥、時に孔雀が現れます。
アーユルヴェーダ・センター付近にも、見たことない動物が現れます。
肝心かなめのアーユルヴェーダについては、下記をご参照ください。
チップは悩ましい
長期滞在の場合、毎日の枕銭のために、多くの小銭を用意するのは大変です。
このホテルのレセプションには、チップボックスがあります。あるサイトには、ここに1週間あたり5000ルピー入れれば良い、とあったので、そのつもりでいました。
でも日本語スタッフに聞いたところ、「チップはあくまでも任意なので何も言えませんが、アーユルヴェーダのチームに渡す人もいますよ」とのこと。
他の宿泊者も対応はバラバラ。お掃除の人やローブの交換に来る人に都度渡す人もいます。ネットで調べても正解は見つからず、結局、最終日にアーユルヴェーダの担当チームと、特に上手だった人に渡し、残りをチップボックスに入れました。
チップの習慣がないので、いつまで経っても正解が分からず、モヤモヤします。
期待しちゃダメなこと
行ってみて感じたのは、コロナ禍でスリランカも大打撃を受け、前と同じようには出来なくなっている、ということ。
事前に情報収集しましたが、ほとんどがコロナ禍前のものでしたから、そのつもりで来るとガッカリすることもありました。
タオルやローブ
同じヘリタンスでも、カンダラマやティーファクトリーのタオルはフカフカでしたが、ここは毎日大量に洗うためか、ガサガサの物が多い。
オイルまみれになるローブは毎日交換してくれますが、これもボロボロで、穴が空いたものさえある。サイズが小さいものは状態が良いので、途中から小さいのをもらうようにしました。
部屋には毛布がありません。持ってきてもらいましたが、それも古びたものでした。
セラピストの力量
仕方のないことですが、施術が上手な人、そうでない人がいます。ドクターの中にも1人、いい加減な人がいました。他の人も同意見でしたから、あの方はそういう人なのでしょう。
また、白人ファーストのスタッフがいて、悲しい気持ちになりました。他の人たちがフレンドリーなだけに、そういう人が悪目立ちします。
幸せな2週間でした
それでも、憧れの地で過ごせて、2週間しあわせを噛みしめていました。
最高のロケーション、素敵な建物、気持ちの良いマッサージ、心地よい海風、プルメリアの香り、鳥の声、波の音、青い空、鮮やかな緑、笑顔の人々。
欧州の人が多い中、日本人の宿泊客にも出会いました。一緒に食事をしながら、いろいろな話をしました。1人でここまで来る人たちですから、話が合わない訳ありません。とても楽しい時でした。