スリランカの世界遺産、シーギリヤ・ロックに登ってきました。

シーギリヤ・ロックは5世紀に、王座を争って父を殺し、弟の報復を恐れたカッサパ王が巨岩の上に宮殿を築いたところ。その後1875年までジャングルの中、人目に触れず放置されていたそうです。こんな岩の上に宮殿を作るなんて、想像を絶します。

入場できる時間は午前5時から午後5時まで(2024年4月現在)。時間帯は変わることがあるので、下記、公式サイトでご確認ください。

入場料は36ドルです。下記、公式サイトでも購入できますし、現地でクレジットカード払いも可能です。Museum & Informationで購入します。

公式サイトに、夕方か早朝が良い、とありました。汗だくになることを考えて、シーギリヤで夕日を見てからホテルへ行くことにしました。でも運転手さんから、日が落ちたら真っ暗で運転できなくなるから、早く戻ってくるようお達しが。

結局16時から登り始めましたが、日は高く、陽射しは強く、登頂までは辛かった。下りは雲が出てきたこともあり、少しは楽でした。

同じ時期に早朝行った人は、涼しかったそうです。朝の方が良いのかも。

炎天下だったので、アプローチを長く感じました。麓に着くころには既にヘトヘト。

ガイドの勧誘が鬱陶しいし、野良犬は怖いし。

階段に次ぐ階段

とりあえず登り始めました。

手すりがない、と読んだような気がしたのですが、ほとんど手すりのある階段で、なくても壁をつたえば何とかなります。あとは気力と体力の問題です。

ここまでくれば、もう少し

登る前から不安でしたが、ライオンの足の手前で断念しそうになりました。

もうこれ以上進めない。出口を探し始めたところ、傍にいた中国のお嬢さんが「頂上までもう少しよ」と教えてくれました。本当に?気を取り直して、歩を進めます。

普段から長時間座りっぱなしの生活を送っている身ゆえ、登頂は大変でしたが、特段たいへんな登山ではないと思います。それでも、半分諦めかけてたこともあり、登頂した達成感と安堵で、頬はゆるんでしまいます。

また下りなくてはなりませんけど。

戻る途中に、シギリヤ・レディを見学しました。当時はさぞかし鮮やかな絵だったのでしょう。

撮影禁止でした。見張りもおりました。

近くで象に乗って写真が撮れると聞き、運転手さんに連れて行ってもらいました。

1人6800ルピーもした上、高額チップをせびられました。少額紙幣を出すと、「そんなはした金いらない」と。

チップは難しい。